絵本を赤ちゃんが破く!破けた絵本はどう修理する?

生後1ヶ月くらいから、絵本の読み聞かせを始めたのですが、月齢が大きくなるにつれて、自分で絵本を触りに行って、絵本を破ってしまったり、かじったりすることが増えてきました。

結果、絵本は何かしら犠牲になっている毎日です。

そもそも絵本を破らせていいものか?

これは、当然ご家庭の教育方針によるのだと思います。

うちでは、月齢が小さい今は息子は学んでいる最中だと考えて破いてしまってもよし、としています。もちろん、そばにいるときに、破いていたら、それとなく別の物を与えて、取り上げますが。

健康や命に関わることや、誰かを傷つけること以外は、できるだけ「だめ」は言いたくないのです。大人から見るといたずらにしか見えないようなことでも、息子はそこからいろいろなことを吸収しているように思います。

11ヶ月ながら、一人で大人しく、絵本を開いて見ていることもあります。絵に向かって指をさしてみたり、独り言をごにゃごにゃ言いながら。その反面、絵本を破いたり、かじったりもしてしまいます。意図的に破いている時もあるし、不器用にページをめくった拍子に破れてしまうこともあります。

一人で絵本をめくって、眺めるということ自体を禁止したくないし、紙を破く、という行動にしても学びがあります。破けること自体も彼には驚きでしょうし、左右の手の指先にしっかりと力を入れて、紙を引っ張らないと破くことはできません。さらに、破いてしまったら、壊れてしまうということも、そこから学んでほしいと思います。

その代わり、必ず彼の前で絵本を修理するようにしています。「絵本さん、破いちゃったから痛そうね。かわいそうだから、治してあげようね。」と声を掛けながら、絵本を修理します。だんだんと理解してもらえるようにがんばりたいと思います。

絵本の修理にセロテープは厳禁?

長い年月が経って、ペロペロと茶色になったセロテープを見たことがあると思います。セロテープは確実に時と共に劣化してしまいます。

大切な絵本達にも長生きしてほしいので、本の修理にセロテープは使っていません。

絵本の修理には専用のテープを

本には専用の修理テープが販売されていますので、それを利用しています。

使っているのはこちら。

図書館などでも利用されている光沢ラミネートフィルム『フィルムルックス609』です。

特徴は

  • 70ミクロンのフィルム厚で丈夫だけど、薄く伸びてフィットしやすい
  • 光沢透明フィルムで絵本を邪魔しないで修理できる
  • 経年劣化を起こさない糊。時間が経つとはがれにくい

こんな感じでツヤがあります。セロテープよりも丈夫そうな素材です。

いろいろなサイズのものがありますが、絵本の修理なので、2cm×50mのものを使っています。

50mというと長くない?!という感じですが、5mの最初に別の修理テープを購入したら、すぐになくなってしまいました。

50mもあると惜しみなく使えて気分が楽です。

修理するとこんな感じになる

ちょうど、キレイに破けたページを発見したので、修理してみました。

開きやすいのか、最後のページが被害に遭いやすいです。

みごとに破けてしまったこんなページも

元通りとはいきませんが、きちんと修理できました。修理したページは強化されるので、次は力を入れても破られなさそうです。

彼が本は破く物ではないと理解できるようになるまで、こつこつ教えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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