赤ちゃんの歯みがき

赤ちゃんを虫歯にしない!歯ブラシの選び方・歯みがきの仕方のポイント9つ

区でやっていた歯みがきの講座で習った、赤ちゃんの歯ブラシの選び方や磨き方をまとめてみたいと思います。

知らなかったこともちらほらあり、とても勉強になりましたので、必見です!

赤ちゃんの歯ブラシの選び方

まずは、赤ちゃんの歯ブラシの選び方です。

赤ちゃん用と仕上げ磨き用は区別する

よくあるシリコンでできた赤ちゃん用の練習用歯ブラシは仕上げ磨き用としてはNGだそうです。練習用はあくまでも赤ちゃんに歯ブラシの感触になれてもらうためのもの。お母さんが使う仕上げ磨き用の歯ブラシは別に用意しましょう。

ナイロンのものを用意

仕上げ磨き用の歯ブラシですが、普通に大人が使うもののようなナイロンのものを用意します。乳児や幼児向けの歯ブラシが売られているので、それを準備しましょう。

歯ブラシは定期的に交換

当然ですが、歯ブラシは新しい物の方が汚れがきちんととれるそうです。毛先が広がってしまったものは使わないようにします。毛先が広がらなくても、1ヶ月程度が交換の目安だそうです。大人の物だと、毛先が広がるまで使ってしまったりしますが、赤ちゃんにはより清潔なものを用意してあげないといけないですね。

赤ちゃんの歯みがきの仕方

つづいて、本題の赤ちゃんの歯の磨き方です。

仰向けに寝かして足の間に頭を入れる

立ったままとかでは、奥歯の方まで見ることができないので、仰向けで足の間だに入れるポーズが仕上げ磨きには適しています。小さい頃に同じポーズをさせられて仕上げ磨きをしてもらった人も多いですよね。赤ちゃんの頭を自分の前にもってきて、口を開けてもらうのが、一番きちんと口の中を見ることができるそうです。

歯ブラシは鉛筆持ち

大人でもそうですが、無駄な力を入れて歯を磨くと歯肉がさがってきてしまうそうです。デリケートな赤ちゃんの口の中を傷つけてしまう可能性もあります。

鉛筆を持つように、歯ブラシを持ってあげると、余計な力を入れずに持つことができます。

ほっぺに支点を置いて軽く

力をいれすぎないようにするために、赤ちゃんのほっぺに手がつくようにして、支点にします。

上唇小帯を指でカバーしてあげる

上唇小帯というのは、大人にもあります。前歯の付け根の方に、歯茎に伸びる筋があると思います。それが上唇小帯です。

赤ちゃんの場合は、上の前歯の間を通って伸びています。実は、これに歯ブラシが当たると、赤ちゃんにとってはかなり痛いそうです。痛い思いをすると、歯みがきを嫌いになってしまうかもしれないですし、けがをさせてしまったら大変です。

片方の手に歯ブラシを持ったら、もう片方の手は、人差し指を上唇小帯にあてて、カバーしながら磨いてあげると、歯ブラシが当たるのを防ぐことができます。

この話を聞くまで、やけにうちの子は、上の前歯がすきっ歯だなと思っていたのですが、そういうものなんですね。よかったです。

下の歯も指で歯茎をカバーしてあげる

下の歯を磨くときは、歯茎を人差し指でカバーするようにして磨くと、歯が見えやすくなって磨きやすくなります。

歯ブラシを歯にまっすぐあてて、軽く横に動かす

歯ブラシは、横向きで歯にまっすぐあてて、軽く横に動かします。例えば、前歯2本だったら、歯ブラシを当てたら、早く数えて5秒くらいで十分だそうです。

以上、赤ちゃんの歯ブラシの選び方と磨き方で大切なポイント9つでした。歯ブラシの選び方や磨き方が間違っていると効果もせっかく歯みがきをしても半減してしまいますので、しっかり覚えておきたいと思います。

歯みがきを嫌がる赤ちゃんに慣れてもらうために大切な6つのポイント

赤ちゃんを虫歯にしないために大切なポイント5つ

歯みがきを嫌がる赤ちゃんに慣れてもらうために大切な6つのポイント

赤ちゃんの歯みがきは、大人と同じようにはいきません。

我が家では、まず赤ちゃんに歯みがき自体を嫌がられてしまって、一生懸命、慣れてもらおうと試行錯誤している最中です。

いい方法はないかなと思って、区の赤ちゃんの歯みがきの講座に参加してきたので、習ったことをまとめてみたいと思います。

この6つのポイントを実行してみたところ、少しずつですが、協力してもらえるようになってきました。

歯科衛生士さんのお話だと、1歳半くらいになってから、がんばろうとすると、なかなか受け入れてくれない子もいるそうなので、嫌がられても、歯が生え始めたくらいからチャレンジするのがおすすめだそうです。がんばりましょう!

口の周りや頬に触れる機会を増やす

本能的なもので、顔を触られるのを赤ちゃんは嫌がることが多いそうです。確かに私の子どもは、歯みがきだけでなく、口を拭いたり、鼻を拭いたりするのも嫌がります。

遊びながら、口の周りや頬の辺りを触ったりする機会を増やし、慣れてもらうようにします。

仰向けの姿勢に慣れさせる

仰向けの姿勢も、降参のポーズなのか本能的なもので、赤ちゃんは嫌がります。ついこの間まで、仰向けしかできなかったくせに、なぜ?という感じですが、私の子どもも、瞬間は仰向けになってくれるものの、すぐに寝返りをしようとします。

仰向けでもこわくないということを知ってもらうために、遊びの中で仰向けの姿勢に慣れてもらうようにします。

保護者が楽しそうに歯磨きする

赤ちゃんはお母さんのマネが大好きなので、保護者が楽しそうに歯みがきをしているところを見せると、自分でもやりたくなってくれます。

私も、子どもの歯みがきの前には、必ず楽しそうに自分が歯みがきをするようにしています。子どもはニコニコしながら見てくれます。すると、瞬間は歯ブラシを口に入れても、ニコニコしているときがあります。瞬間ですが。。。

歌を歌ったり楽しい雰囲気で

とにかく楽しそうにするのが大切だそうです。歯みがきの歌を歌ったりして、笑顔で、楽しそうにやるのがポイントです。協力してもらえないと、ついつい必死になって、真顔で格闘してしまいますが、楽しくやらないといけませんね。

上手にできたらほめてあげる

上手に磨かせてもらえたら、おもいっきり褒めてあげましょう。がんばったね!よくできたね!すっきりキレイになってよかったね!と大げさなくらい褒めましょう。

無理に完璧を目指さない

上の歯しかやらせてもらえなかったら、一旦お休みして、下の歯をやる。嫌がってだめだったら、無理にしない。長い時間かけてやらない。など、最初から完璧にやろうと思わないでいいと言われて、ほっとしました。

嫌がるのを、無理矢理押さえつけたり、無理に口を開いたりすれば、歯みがき=嫌なもの、という風になって、ますます協力してもらえなくなります。できる範囲でいいので、やれば良し!だそうです。本当に気が楽になりました。

以上、歯みがきを嫌がる赤ちゃんに慣れてもらうための6つのポイントでした。

赤ちゃんを虫歯にしない!歯ブラシの選び方・歯みがきの仕方のポイント9つ

赤ちゃんを虫歯にしないために大切なポイント5つ

赤ちゃんを虫歯にしないために大切なポイント5つ

赤ちゃんに歯が生えてきたのですが、虫歯がとても心配です。きれいな歯のまま大人になってもらいたい!

自己流だと不安なので、区がやっている赤ちゃんの歯みがき講習を受けてきました。

なるほどと思うことがいっぱいでした。忘れないうちに、まとめてみたいと思います!

虫歯になる条件をよく知る

最近は、周りの大人からミュータンス菌が移らなければ、虫歯にならない、というのはよく聞く話です。ですが、ミュータンス菌があったからといって、すぐに虫歯になるわけではありません。虫歯になるには条件があります。

ミュータンス菌+糖質
   ↓
時間の経過で酸になる
   ↓
酸が歯を溶かして虫歯になる

上記のうち、どれか一つでも欠ければ虫歯にならないのです。この条件が揃わないようにするのが、虫歯予防のコツです。

なぜ親の食べたものを食べさせてはいけないのか、歯みがきをしないと何が問題なのか、理由がわかりやすくなります。

身近な周りの大人の虫歯を治療

歯が生えていない赤ちゃんの口の中にはミュータンス菌がいません。ですが、気を付けてあげないと周りの大人から移ってしまいます。

大人の唾液が口の中に入るようなことは避けなくてはいけませんので、大人が食べたものをあげたり、同じお箸やストローを使ったりしないようにします。

そして、近くで生活するお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、などがまずは虫歯を治療しておく必要があります。妊娠中は虫歯になりやすいそうなので、歯が生えてくる前に、夫婦で歯医者通いが必須です。

だらだら食べ物や甘い飲み物を与えない

いつも食べ物が口の中にあったり、甘い飲み物を飲み続けていたりすると、唾液などで口の中が綺麗になる時間がなく、虫歯リスクが高まります。

ミュータンス菌と糖質は時間の経過で酸になるので、長い時間、ミュータンス菌と糖質が歯に存在するのを防ぐということです。

甘いものがだめというよりは、食べるときは食べて、清潔に保つ時間を長くすることが大切です。

食後には湯冷ましや麦茶を

食べかすが残ったままだと、糖質がミュータンス菌とあわさったら、酸が発生してしまいます。食べかすを洗い流すために、食後は湯冷ましや麦茶を飲ませて、口の中を清潔にしてあげます。

1日に1度はしっかり歯みがき

毎食後に歯みがきをできなくても、1日に1度はきちんと歯みがきをして、清潔に保ちます。1日1回なら夕食後ですね。

赤ちゃんを虫歯にしない!歯ブラシの選び方・歯みがきの仕方のポイント9つ

歯みがきを嫌がる赤ちゃんに慣れてもらうために大切な6つのポイント

赤ちゃんを虫歯から守るためにしている4つのこと

赤ちゃんの歯は生後7か月くらいから生える子が多いと思いますが、生えてくると気になるのは虫歯のことです。

赤ちゃんを虫歯にしないようにするには、どんなことに注意すればよいのか、どんな風に歯ブラシを進めればよいのかなどをまとめてみました!

まずは歯が生える前に親の虫歯を治療する!

区の3か月検診で、離乳食についての説明の際に、保健士さんから赤ちゃんの虫歯予防についてのお話がありました。

保健士さんから指導があったのは、まずは親の虫歯をなくすことです。

虫歯は、ミュータンス連鎖球菌という虫歯菌がうつることでなるのは有名な話ですが、やはり一番近くにいる親からうつりやすいのだそうです。

ただし、親に虫歯があっても、治療がされていればうつりにくいそうなので、歯が生えるまでに治療をしたほうがいいと勧められました。

我が家も、夫と私の歯医者さんの予約をして、2人でせっせと通って治しました。治療後も定期的に歯科検診へ行くことが大切ですね。

決して大人の唾液がうつるようなことをしない

上記に記載した通り、赤ちゃんの虫歯を予防するには、虫歯のもとになるミュータンス連鎖球菌がうつるのを防ぐ必要があります。

大人が食べたものを与えないとか、お箸や歯ブラシを共有しないとか、大人の唾液がうつりそうなことはNGです。

この話は、結構有名な話なので、当たり前だと思っていたのですが、同じストローでジュースを飲んでいたり、同じお箸で食事を食べさせていたりするのを見かけます。

ちょっと気を付けてあげるだけで、虫歯を予防できるので、徹底したいと思っています。

小さな歯が生えてきたら歯磨きをしっかりと

赤ちゃんの歯磨きについては、日本小児歯科学会のサイトがとてもためになるので、ぜひご一読ください。

 www.jspd.or.jp 
子どもの歯みがき|日本小児歯科学会
http://www.jspd.or.jp/contents/main/proposal/index03_07.html#pro07
日本小児歯科学会は、小児歯科医療の発展と向上、国民の福祉と医療の発展に寄与することを目的としています。
 www.jspd.or.jp 
母乳とむし歯−現在の考え方|日本小児歯科学会
http://www.jspd.or.jp/contents/main/proposal/index03_03.html#pro03
日本小児歯科学会は、小児歯科医療の発展と向上、国民の福祉と医療の発展に寄与することを目的としています。

私は、このサイトを参考に、赤ちゃんの歯ブラシを進めています。

まずは、赤ちゃんに前歯が生え始めたら、離乳食を食べた後、麦茶や水を飲ませて、口の中をすすぐようにしました。

最初はガーゼやウェットティッシュを使って、歯を磨いていました。

上下の歯が生え始めた頃に、歯ブラシになれさせるために、赤ちゃんが自分で持って口の中に入れることができるピジョンの乳歯ブラシセットと、仕上げ磨き用の歯ブラシを使い始めました。

すごく嫌がられて、泣き叫ばれることもしばしばですが、歌を歌いながら、顔を両手でホールドしつつ、がんばっています。(笑)

お出かけの時は歯磨きナップで安心

歯磨きができないお出かけの時や、歯ブラシしたいけども時間がないときは、ピジョンの歯磨きナップで歯をごしごししています。

これがとにかく便利です。出先でや車の中でお腹が空いて騒ぎ始めたとき、おやつのおせんべいをあげて食べさせたりすることがあるのですが、すぐに歯を磨くことができます。

食べた後すぐに磨くのがよいらしいので、安心ですよね。うちの赤ちゃんは歯ブラシよりは嫌がらないです。

以上、赤ちゃんの歯を虫歯にしないために気を付けたいことをまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。