赤ちゃんの病気

乳幼児突然死症候群を防ぎたい!ベビーセンサーとベビーモニターはどう違う?

赤ちゃんの様子をモニタリングしたい。そんなときに活躍するのが、ベビーセンサーやベビーモニターです。

ですが、ベビーセンサーやベビーモニターには大きな違いがあります。ご家庭の状況や目的にあわせて、最適な商品を選ぶ必要があります。

ベビーセンサーとベビーモニターの違い、どちらを買うべきか、をまとめてみました。

ベビーセンサーとは?

ベビーセンサーにもさまざまな機能がついているものがありますが、ベビーセンサーの一番メインの機能は、赤ちゃんの体の動きを感知して、異常があったら知らせてくれるものです。

つまり、赤ちゃんの体の動き=呼吸をして動いているかどうか、をモニタリングする機械です。

例えば、一緒に眠っている時、赤ちゃんが泣けば起きることはできますが、赤ちゃんが呼吸しているかどうかまではわかりません。ベビーセンサーがあれば、自分が寝ている間も赤ちゃんの呼吸をモニタリングして、異常があればアラートを鳴らしてくれます。

ベビーモニターとは?

ベビーモニターは赤ちゃんが別室などにいても、赤ちゃんの様子を音や映像などでモニタリングできる機械です。

要するに赤ちゃんが泣いたりしていないかどうかをモニタリングできます。

赤ちゃんの寝室とは別室で家事などをしていて、泣いたら教えて欲しい、といったニーズに応える商品です。

ベビーセンサーとベビーモニターの違い

ベビーセンサーとベビーモニターでは、目的が異なります。ベビーセンサーは、呼吸が止まっていないかを確認するためのものなのに対して、ベビーモニターは別室などにいる赤ちゃんの様子を確認するためのものです。

レビューなどで、乳幼児突然死症候群(SIDS)のためにベビーモニターを購入した、などの書き込みが見られることがありますが、その点ではベビーモニターは、ほぼ役に立ちません。赤ちゃんが呼吸が停止していても、特に音などがしなければ気づかない可能性があります。

逆に、ベビーセンサーには子機がついているものも販売されていて、呼吸のモニタリングに加えて、赤ちゃんの音声などもキャッチしてベビーモニターも兼ねるものも販売されています。

お値段はどう違う?

ベビーモニターは、価格コムで人気の10位以内の商品を確認すると(2017年12月27日時点)、最も安いもので2,590円、高い物でも9,480円と比較的安く手に入れることができます。

ベビーセンサーは、価格コムでカテゴライズされていないので、私が使っているAngelcare ac401で18,600円です(2017年12月27日時点)。お値段はベビーセンサーの方が若干高くなってしまいます。

どちらを選ぶべきか?

ベビーモニターとベビーセンサー、どちらを選ぶべきでしょうか。目的にもよりますが、私は断然ベビーセンサーをおすすめします。

ベビーモニターを兼ねる商品も出ていますし、自分が眠っている時にもベビーセンサーなら赤ちゃんの呼吸をモニタリングし続けてくれます。買って良かったベビーグッズ1位はベビーセンサーである「Angelcare ac401」です。

ですが、日本ではベビーセンサーはあまり見かけません。赤ちゃん本舗などで売られているのを見ても、ベビーモニターが主流だと思います。

乳幼児突然死症候群(SIDS)を完全に防ぐ方法はありませんが、対策としては、いかに早く赤ちゃんの異常に気づいて、救命措置をとれるかということが大切といわれています。ベビーセンサーなら、それが可能です。ぜひ購入を検討していただきたいアイテムのひとつです。

赤ちゃんの乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防に有効な対策は何?

子機がついていて、別室にいても安心です

赤ちゃんの乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防に有効な対策は何?

厚生労働省によると、年間100名余の赤ちゃんが今も乳幼児突然死症候群(SIDS)で亡くなっていて、乳児期の死亡原因としては第3位なんだそうです。

我が家の近くの保育園でも、原因は公表されておらずSIDSかどうかは不明ですが、お昼寝中にうつぶせ寝で亡くなってしまった赤ちゃんがいます。

全く他人事とは思えません。ある日、のんびり寝ていたら隣で我が子が亡くなっていたなんて。もしもそんなことがあったらと考えるだけでも辛いです。

かといって、乳幼児突然死症候群(SIDS)は予防方法が確立されていません。どう対応したらよいのでしょうか。

乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率を下げるには?

厚生労働省によれば、以下の3つのポイントが乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率を下げるデータがあるとのことで、3つの対策が推奨されています。

ですが、下げるだけで完全に防ぐことにはつながりません。

(1) 1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう

(2) できるだけ母乳で育てましょう

(3) たばこをやめましょう

出典:厚生労働省

 www.mhlw.go.jp 
乳幼児突然死症候群(SIDS)について|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/sids.html
乳幼児突然死症候群(SIDS)について紹介しています。

 

乳幼児突然死症候群(SIDS)の有効な対策とは?

完全には予防できない乳幼児突然死症候群(SIDS)に有効な対策はないのでしょうか。

NHKニュースに下記のような記事を見つけました。

抜本的な予防法は確立されてないため、異常を見つけたらすぐに救急車を呼び、心臓マッサージなどの救命措置を取ることが大切で、今、眠っている赤ちゃんの体の動きを常時モニタリングするベビーセンサーという機器を導入する動きが保育園などで広がり始めています。

出典:NHKニュース

 NHKニュース 
赤ちゃんの突然死防止へ ベビーセンサー導入広がる | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171226/k10011271261000.html
眠っている赤ちゃんが突然亡くなる、原因の分からない病気、乳幼児突然死症候群=SIDSを防ごうと、保育園などで眠っている赤ちゃんの呼吸や動きを…

乳幼児突然死症候群(SIDS)は、異常を見つけてからの早急な対応が肝心です。

赤ちゃんの体動をモニタリングするベビーセンサーをつけて、異常があったらすぐに救急車を呼び救命措置をとること。それが上記の3つのポイントに加えて重要になります。

保育園などでの導入が広がっているようで、もっとベビーセンサーが普及することを願います。

 

ベビーセンサーは自宅でも導入できる?

保育園で導入が広がるベビーセンサーですが、自宅でも使えるベビーセンサーももちろん販売されています。

我が家でも「Angel care ac401」というベビーセンサーを利用しています。

夜寝ている間も、昼寝の間も、本当に安心して過ごすことができます。多少お値段はしますが、1番買って良かったベビー用品です。

日本では、ベビーモニターと違って、ベビーセンサーはあまり普及していないような気がしています。もっと普及が進むといいなと思っています。

ベビーセンサー「Angel care ac401」の詳細はこちらのコンテンツがおすすめです。

【ベビーセンサー】Angel care ac401を使ってみた!

【ベビーセンサー】Angel care ac401 エンジェルケアの詳しい仕様を紹介!

乳幼児突然死症候群を防ぎたい!ベビーセンサーとベビーモニターはどう違う?

子機がついていて、別室にいても安心です

赤ちゃんが鼻水で苦しそう!電動鼻水吸引器「ベビースマイル」を試してみた!

赤ちゃんが風邪をひいて、鼻水が出てくると、寝ている時もズゴズゴと音がして、とてもかわいそうです。

大人だと鼻水で鼻をかめばすみますが、自分で鼻をかめない赤ちゃんは大変です。

鼻水が喉までくると、咳き込んでしまうこともあったり、咳き込んだ拍子に嘔吐してしまったりして、たかが鼻水というわけにはいきません。

手動の鼻吸い器を経て、電動の鼻水吸引器を買ったので、使い心地などをまとめてみたいと思います。

手動の鼻吸い器はなかなか大変

赤ちゃんの月齢が小さい頃だったらまだしも、ハイハイをするようになってくると、全くおとなしくしてくれない我が子の場合は、手動の鼻吸い器は夫がいるときでないと、まともに使えませんでした。

一人だと、暴れる赤ちゃんを押さえつけた上で、鼻水を吸うなんて、難易度が高すぎる。めずらしく大人しくしてくれている時も、私の衰えた肺活量だと、とれる鼻水の量も少なめ。結局、私が赤ちゃんを押さえつけて、肺活量が多い夫に吸ってもらっていました。

ですが、この方法だと夫が会社から帰ってきている夜や休日にしか鼻水を吸ってあげることができません。電動の鼻吸い器を買おうか迷っていたのですが、秋から冬にかけて、たびたび鼻水が出るようになり、赤ちゃんが苦しそうなので購入してみました。

電動鼻水吸引器「ベビースマイル」を買ってみた!

電動の中でも割と安いお値段で手に入るのがベビースマイルでした。高い本格的なものだと15,000円くらいするものもあって、とりあえず安いもので試してみることにしました。奥の方まで届く、ロングシリコンノズルのボンジュールプラス、というものもセットで購入しました。

アマゾンでセットで3,886円でした。(2017年11月時点)

シリコンノズル2個と予備パッキンもセットでついてくる

たしかに鼻水がボンジュール(笑)

これを赤ちゃんの鼻に突っ込みます

緑の部品に鼻水が貯まります

ベビースマイルを使ってみた!

さて、夫のいない昼真に、わくわくしながら赤ちゃんの鼻水を吸ってみました!

足の間に赤ちゃんを入れて、足でおさえつけて、吸います。すると!なんと!なかなか!きちんと鼻水が吸い上がってきます。

電動だからといって赤ちゃんが大人しくしてくれるわけではないので、大変は大変ですが、赤ちゃんを押さえつけることに集中できるので、手動とは雲泥の差です。音もびっくりするほど大きな音はしません。これは買った方がいい。

ベビースマイルでうまく鼻水を吸うポイントは下記だそうです。うまく吸えない場合は、試してみるといいかもしれません。

  • シリコンノズルを深く鼻の穴に入れて、ぴったりと鼻の穴をふさぐ
  • シリコンノズルの向きを顔と垂直に
  • 左右に動かす
  • 吸引しやすいタイミングに行う(お風呂上がり、ご飯の後など)

自分で鼻をかめるようになるのは、早くて1歳半、だいたい3歳頃ということなので、それなりに出番も多いはず。早めに電動を購入しておいたほうが、減価償却的にはよさそうです。これで、赤ちゃんが風邪をひいたときも、鼻水に悩まなくて済みそうで、安心しています。

 

 

赤ちゃんの下痢!原因は?病院へ行くべき?何に注意すればいい?

うちの赤ちゃんが10ヶ月のときに、突然下痢になってしまいました。結局、病院へ行ったのですが、2週間ぐらいずっと下痢が続いてしましました。

病院で教えてもらった下痢の原因や注意事項について、まとめてみたいと思います。

赤ちゃんの下痢の原因

赤ちゃんは、腸の抵抗力が十分に発達していないので、いろいろな原因によって下痢が起こります。

  • ウイルス感染:大半がロタウイルス。冬に多いそうです。
  • 細菌感染:カンピロバクター、サルモネラ菌、大腸菌など。こちらは夏に多いそうです。
  • 食事:過食や冷たい飲み物、汚染された食物など。
  • 食事アレルギー:牛乳、卵など。
  • 先天性異常・体質:消化管の奇形、酵素欠損症(乳糖不耐症など)、免疫異常など。
  • お世話:寝冷え、高温多湿、低栄養、疲労など

ロタウイルス感染による下痢が大半

乳幼児の下痢のほとんどは、ウイルス性で、ロタウイルス感染によるものが大半だそうです。日本では、12月~3月に流行するそうで、冬期下痢症とも呼ばれています。

ちなみに、うちの赤ちゃんは、せきや鼻水も出ていて、下痢の原因は風邪によるものと言われました。まさにロタウイルスだったのだと思います。

主な症状は、下記のものです。下痢や嘔吐が続くと、脱水症状になるため、注意が必要です。

  • 下痢:白~灰黄色の水様便
  • 嘔吐:最初の1日~2日までにでて、下痢に先行する場合があります
  • 発熱、せき、鼻水を伴うことも少なくない

下痢はそのままにしないで、続くようなら病院へ!

下痢が何日も続くと、たくさんの水分が奪われるだけでなく、栄養の吸収もできなくなってしまうため、脱水症状や栄養不足になってしまいます。赤ちゃんは、大人と比べると、特に脱水症状を起こしやすいので、重傷化する可能性もあります。早めに病院へ連れて行き、治療をしてもらいましょう!

我が家の赤ちゃんの場合は、1週間くらい自宅で様子を見てから病院に連れて行ったのですが、整腸剤を4日間、それでも治らず、整腸剤+下痢を止めるお薬を4日間飲んで、やっと治りました。もっと早く病院へ連れて行ってあげれば良かったと思います。

うんちの形、色、においなどを観察して、早めに医師に相談しましょう。

下痢のときに注意したいこと

下痢のときには、普段と同じ食事や生活をすると、さらに悪化させてしまう可能性もあります。下記のことに注意してお世話してあげましょう。

  • 母乳:そのままでOK
  • ミルク:半分に薄めて飲ませる。回復したら、元の濃さに2・3日で戻す
  • 離乳食:一段階前のものに戻して様子を見る。下痢が激しい場合は、水分の補給がとても大切なので、重湯に薄く塩味をつけて与えたり、麦茶を飲ませる。下痢が治った後も、急に食事を元に戻すと、また下痢になってしまうことがあるそうで、無理をせずにゆっくり元の食事に戻すようにとのことでした。
  • 避ける食べ物:冷たい飲み物、食べ物、脂肪の多いもの、繊維の多いもの、砂糖
  • 体を冷やさずに安静に
  • お尻はおむつかぶれを起こしたりしやすいので、お湯であらって清潔に

以上、赤ちゃんの下痢の原因や注意したいことをまとめてみました。とにかく続くようなら病院へ連れて行ってあげたほうが安心ですね!

 

赤ちゃんの喉頭軟化症の発覚から治療終了まで!9か月間の経過をまとめてみました

我が子は、産後2日目の沐浴中にチアノーゼが出て、血中酸素濃度が低いということでNICUに入っていました。生後20日後に判明した病名は喉頭軟化症という病気でした。

先日、9ヶ月で病院での経過観察が終わりましたので、それまでの状況をまとめておきたいと思います。喉頭軟化症の中では、軽い方とのことでしたが、同じ病気のお子様をお持ちで不安な方の役にたてばと思います。

喉頭軟化症とは

のどの空気の通り道が柔らかく未熟で、息をするときにつぶれてしまい、うまく呼吸ができない病気です。重症の場合は、手術が必要になる場合もあるようですが、わが子の場合は、軽症で1歳から1歳半で自然に治るといわれました。

喉頭軟化症が発覚するまで

産後2日でNICUへ

最初にも少し書きましたが、産後2日目の沐浴中にチアノーゼが出てしまい、小児科の先生にみていただくことになりました。

小児科で預かっている間も血中酸素濃度が低いということで、NICUに入る必要があるとのこと。とても幸運なことに、院内にNICUがあり、病床も空いていたので、そのまま入院することになりました。

保育器の中で、酸素濃度をコントロールする毎日。最初にいろいろな器具につながれて、点滴のルートもとってある保育器の中の我が子を見たときには、涙があふれてしまいました。

最初すぐに出た診断は、「新生児一過性多呼吸」というもので、酸素化低下、呼吸苦の症状が出ているといわれました。最も考えられる要因は、出産時のストレスというものでした。

出産予定日を過ぎても、陣痛が来ないので、陣痛促進剤を使って産んだのですが、それが我が子にもストレスを与えて影響したのではないかということでした。

もしこれが原因であれば、ストレスのない保育器(湿度や温度も高く、酸素濃度も高い)の中で数日過ごせば、回復するだろうとのことで、最初の入院予定日数は5日でした。

ただ、この時点では、この要因に確定したわけではなく、もし回復しなければ、ほかの要因を探ることになるといわれていました。

血中酸素濃度が安定せず長引く退院

その間、黄疸の症状も出て、光線治療を受けたりしていましたが、血中酸素濃度はなかなか安定せず、5日後の退院は見送りになりました。

その後も、少しずつ回復はしているものの、血中酸素濃度が安定したように見えては、ダメになったりして、そのたびに気持ちは追い込まれました。

下記のようなステップを経て、退院しましたが、1と2の間を長い間行ったり来たりしており、NICUへ入るたびに、「今日は酸素濃度が低くなっていますように」「今日は酸素が切られていますように」と祈るような気持ちだったことを思い出します。

  1. 保育器の中の酸素濃度が通常の濃度に近くなる
  2. 保育器の中の酸素濃度のコントロールがオフになる
  3. 保育器から出てコットへ移動
  4. 退院!

気管支鏡検査で喉頭軟化症が発覚

その後、MRIをとって、脳の神経の状態を見ましたが、原因は見つからず。最終的に入院19日目で、「気管支鏡検査」というものを受けました。胃カメラのようにファイバースコープを口から入れて、気管の状態を見るというものです。

すると、検査を受けているその場で「喉頭軟化症」であるという診断が下りました。

それまで原因が不明でしたので、とてもほっとしました。そして、下記のことを言われました。

  • 軽度であり、1歳から1歳半で自然に治る
  • 風邪をひくと悪化するので、抗生物質で生後半年くらい予防する必要がある
  • 人ごみを避け、風邪をひかせないようにすること

この時点では、すでに保育器からコットに移動しており、きちんとした原因もわかったということですぐに退院OKとなりました。診断から5日後には、やっと退院することができました。

最終的に24日間入院していましたが、この24日間が本当に長く、精神的にもつらかったです。

保育器の外に出せるほど安定するまでは搾乳をして母乳を届けていましたし、何より保育器の中にいる間は泣いている我が子を抱きしめてあげられないこと、24時間そばにいてあげられないことなどが辛くて毎日泣いていました。

抗生物質で風邪を予防

診断が下った後は、「クラリスロマイシン」という粉薬を処方されて、7か月くらいまで、朝夕飲ませていました。

甘い味がついているようで、赤ちゃんはおいしそうに飲んでくれていたので、飲ませるのに苦労はありませんでした。

飲ませている間も、風邪を2回ほどひきましたが、抗生物質を飲んているおかげか、悪化はせずにすみました。

4か月の時に初めて風邪をひいたときには、鼻水でぜいぜいと苦しそうにしていたので、慌てて病院へ連れて行きました。

が、先生は、お母さん慌てすぎ!という反応でした。顔が青くなったりしなければ、普通の風邪と同じ対応で大丈夫だよと言われました。

鼻水がすごかったので、呼吸ができないのではないかと心配していたのですが、このぐらいの月齢になると、鼻で呼吸できなければ、口で呼吸するので大丈夫なんだそうです。

病院での経過観察終了

生後6か月までは1か月に1度、病院で診ていただき、9か月目にもう一度診てもらったところで、病院での経過観察は終了となりました。

きちんと治っているのかどうかはわからないけど(診断を受けたときのように、検査をしてのどの状態を診るようなことはしないようです)、今後は、もし気になるようなことが何かあれば病院へという状況です。

安心しきることはできませんが、一応、ひと段落ついたかなという感じでほっとしています。

以上、喉頭軟化症の我が家の赤ちゃんの、病気発覚から経過観察完了までをまとめてみました。
同じような診断を受けて、心配されているお母さんの参考になれば幸いです。

赤ちゃんにたんこぶが!その時とるべき対処はこれ

赤ちゃんにたんこぶができてしまった!

大人ならたんこぶぐらい問題ないと思いますが、赤ちゃんだと心配ですよね。

生後5ヶ月の時に、抱っこ紐でおんぶをしていたら、ドアにおでこをぶつけて、たんこぶを作ってしまったことがありました。

我が家で起きたことと、こうすればよかったという対処方法をまとめてみます。

赤ちゃんにたんこぶができてしまった!

ある日の夕方に抱っこ紐でおんぶをしてお風呂掃除をした後、洗面所から出ようと思った時に、自分だけドアを通り抜けたものの、赤ちゃんが通り抜けられず、赤ちゃんのおでこがドアにぶつかってしまいました。

当然、大泣き。ぶつけたところは、少し赤く、一部は青くなり、若干ぷっくりと腫れていました。

気が動転して、頭の中が真っ白になったものの、どこか冷静な部分もありました。

最初は大泣きしていたものの、しばらくすると、本人は元気そのもの。ニコニコしています。元気な様子をみて、気持ちも落ち着いてきました。

検索して見ると、冷やすといいなどと書かれていたので、保冷剤をタオルでつつんで冷やしてみたりしました。

さらに検索してみると、病院にいったほうがいいとの記述も。でも、インターネットの医療記事など、本当かどうか怪しいものばかり。

すると、小児救急電話相談 #8000へ電話してみるといいというものを発見しました。こんなたんこぶ程度で電話してもいいのだろうか。。。迷うこと数分。

取り越し苦労だったらそれでもいいやと、意を決して、電話してみたところ、繋がらない。正確にいうと、18時からだったのに、18時少し前に電話していたからなのですが、やはり少し動転していたのか、アナウンスが耳に入らず、何度か掛け直してしまいました。

18時からなので、数分待って電話しなおしたところ、繋がりました。

事情を話すと、混み合っていてお医者さんは電話に出られないけど、小児科の看護師さんへなら相談できるとのこと。即答でお願いしました。

看護師さんに変わると、いろいろな質問を受けました。怪我をした時の状況、怪我をした直後の子どもの様子、現在の子どもの様子。一通り質問に答えると、心配はなさそうだが月齢が5ヶ月と小さいので念のため脳神経外科に見せたほうがいいと言われました。

そして、すでに夕方18時を回っていたのですが、これから診てもらうことのできる近くの脳神経外科3件の電話番号、住所を案内してもらいました。案内自体は自動音声です。

急いで、電話番号をメモして、1件目から電話しました。1件目は、もともと子どもがかかりつけの大きな総合病院なので、ここがいいかもしれないと思って電話をすると今日は緊急オペが入ってしまい、脳神経外科の先生は手が空いてないと言われてしまいました。

次の病院に電話すると、すぐに来てくれるなら、みてもらえるとのこと。調べてみると、徒歩20分程度の場所にありましたので、赤ちゃんをベビーカーに乗せて、急いで行きました。

すぐに診てもらうことができ、今のところは特に問題ないでしょうとのことでしたが、頭蓋骨内の出血は、数時間後、数日後、1ヶ月から2ヶ月経過してから発症する場合とあり、現状何もなくても1ヶ月くらいは注意してみるようにとのことでした。

下記に思い当たることがあれば、すぐに連れてくるように言われました。

-頭痛が段々強くなる時

-吐き気や嘔吐が何回も起こる時

-ぼんやりしてくる時、あるいは放置するとすぐに眠ってしまい起こしてもなかなか起きない時

-視力が弱くなったり物が二重に見えたりする時

-手足が動きにくくなったり、しびれたりする時

-けいれん(ひきつけ)が起こる時

赤ちゃんなので、わからない部分は多いですが、注意してみる必要がありますね。

理想的な対処方法

うちの赤ちゃんはたんこぶができたものの、とても元気ではありましたが、小児救急電話相談では、なるべく早くの受診を勧められました。月齢が小さい場合は、たんこぶ程度でも脳神経外科にかかったほうがいいかと思います。

しかし、これはもう専門家、要するにお医者さんへ相談する!が一番大切です。

こんなブログを書いておいて何ですが。インターネット上にある信憑性が低い情報を鵜呑みにして、心配しすぎたり、軽視したりするより、とにかく病院です。

診察を受けるべきか迷うものの、休日や夜間の場合は、私も利用した小児救急電話相談へ電話するのが良いと思います。とても丁寧に対応していただけます。

#8000